”広義の前戯”のススメ
「前戯」というと、2人だけの空間で、セックス時の挿入の前に行うもの、ボディタッチや、それこそクンニや手マンといった、身体的接触による行為をイメージする(=この記事ではこのことを便宜上”一般的な前戯”と言うことにします)、という方が少なく無いと思います。
しかし、そのもっと前から、”精神的な興奮”をさせ、身体的な興奮をより引き出すための”広義の前戯”がかなり重要だと思っています。
特にこのブログでも強く扱っている出会い系での(オンラインからの)出会いに関しては、知り合ったその時から”広義の前戯”始まっている、と思っています。
身体的なものだけでなく、精神的な興奮も重要視する
セックスでは”身体的な、物理的な気持ちよさ”ばかりに目がいきがちなのですが、”精神的な興奮”をもっと重要視すべきだと思っています。
精神的興奮が閾値を超えた時のみ、セックスでイケる女性もいる
”精神的な興奮”はとても重要だな、っと強く思ったのは、”イケない女性がイクための要素の1つとして精神的興奮”がある、ということを経験してきたからです。
もちろん他の要素が不足していてイケなかった、という女性はいますし、精神的な興奮があるからと言って、必ずイケる、というものでもありません。
が、身体的刺激の他に、精神的興奮があると、イケる、身体的刺激と精神的興奮の両方が無いとイケない、という女性がいるのも確かなのです(冒頭にも記載しましたが、脳イキの様な催眠効果を使ってのイク、ではないのでご注意を)。
例えば、男性の皆さんだと、1人でしている時にAVを見ていて、スゴく興奮するシーンが出てきた場合、いつもよりも早くイッてしまったり、もしくは1人でなかなかイケない時に、お気に入りのシーンを見ることによってイキやすくなったり、ということがあるのではないでしょうか(私含め、私の周りにはそういう男性は居ます)。
相手がイク時にしかイケない女性の事例
(身体的刺激と)精神的興奮があるとイケた、という女性の一例を紹介したいと思います。
この女性は当時、28か29歳位でしたが、セックス経験はそれなりに豊富でしたが、ほとんどイケない、という悩みを持っていました。
そしてこの女性がセックスで一番興奮するのは「相手が自分とのセックスでイク時」ということでした。
私はセックスではほぼ100%イケないので、その女性とのセックスでもイケなかったので、なかなかイッてもらうことが出来なかったのですが、奥はとても気持ちいい、ということでセフレの関係になり、セックスを楽しんでおりました。
ある時、膣奥への刺激が十分に達していると思った時に、イク真似をしてみました。演技というヤツです。そうするとセフレも同じタイミングでスグにイッてしまいました。それまでどんなことをしてもイク事が出来なかったのに、あっさりと、という感じで。
つまりは、このセフレの場合、必要だったのは、「膣奥への十分な刺激」+「相手の男性がイク時に自身が得られる精神的な興奮」ということでした。
普段のセックスでは、後者はほぼ全ての男性がイケるので提供出来ていたのですが、前者の方の刺激が不十分だったからイケなかった、ということでした。
1人でする時に過去のセックスを思い出しながらする女性は多い
どこかでデータとして公開したいと思いますが、1人の時に何をネタにしてするか、という質問を女性にしたときに1番多い回答は「過去のセックスを思いだしながら」です。それに関連して「理想のセックスを妄想しながら」というのも多いです。
もちろん女性モノ含めAVを見る、という女性もいますが、男性がほとんど見るのに対して、女性が見る、という割合は多くありません。
脳内で考えて(思い出して)、というところからも視覚的なものよりも、精神的なものの方が強そう、ということが言えると思います。
前戯では挿入の準備(濡れた)ではなく”興奮させる”ことを重要視
セックスでの”一般的な前戯”では濡れさせること(挿入のために)、イカせること(気持ちよくさせること)、に重きを置いている方が多いと思います。
それよりも”興奮させること”を意識させ、その結果、濡れる、気持ちよくなる、そしてイケる、というのがあるといいと思います。
前戯で必ずイッてもらう、と考えずに挿入とセットで、セックスのどこかでイッてもらう、ということを目指すのもいいと思います(ただ、クンニでイキたい、といった要望を持つような女性はまた話が別になりますが)。
セックスは3段階のフェーズがあり、第一フェーズが”興奮”期
「イケないからイキたい女性、イカせたい男性|セックステクニック」というところでも記載しましたが、セックスには3つのフェーズがあるとのことです。
「第1期 興奮期」
脳が刺激を受けて興奮すると、陰部が「濡れる」という反応が訪れる。「濡れる」とは、膣の粘膜の壁から血液からしみでて透明な液が出てくること。通常は皮の中に包まれているクリトリスが、むき出しになって出てくることもある。「第2期 平坦期」
膣がペニスを受け入れやすい状態になる反応のこと。膣の奥が広がり、子宮が上に上がったり、一瞬クリトリスが引っ込んだりするそう。膣の入口部分はふわっと開き、ペニスが挿入されても痛くない状況が作られる。「第3期 オルガズム期」
産婦人科医に聞く、今さら聞けない大人の性教育──宋美玄 先生
ペニスが挿入されるなどの刺激を受けることで、第3期「オルガズム期」の反応が起こる。
つまりここからも、濡らすよりもまず興奮させる、が重要なのです。アソコを触ることなく、興奮させることによって濡れさせる、という自分ゲームをすると結構いいかもしれません。触った時に「よし、もう濡れている」となるような感じで。
出会い系(オンライン)の出会いでセックスを気持ちよく楽しんでもらうのに特に大切な2つのこと
記事の最初の方で、「出会い系での出会いに関しては、知り合ったその時から”広義の前戯”が始まっている」と記載していますが、それについてもう少し具体的に触れたいと思います。
女性に”セックスを気持ちよく楽しんでもらう”という点において、出会い系でのメッセージやりとりでは、以下の2つを思わせることが特に重要だと思います。
- この人とは性癖(セックスの趣味嗜好)が合いそうだから楽しめそうだし、気持ちよくしてくれそう
- 安心して会えそう(セックス出来そう)
性癖(セックスの趣味嗜好)が合いそう、気持ちよくしてくれそう
女性に対して「私と性癖(セックスの趣味嗜好)が合いそうだ」と思ってもらう簡単な方法は、自分が楽しめる相手をターゲットとして出会い系で探す、ということです。
もちろんターゲット女性へのメリットと共にです(参考記事:セフレ探しの出会い系で最重要な事:ターゲット選定とメリット訴求|概要編)。
「エッチで気持ちよくしてくれそう」と思わせるには、もちろんセックスのテックニックも重要なのですが、割と簡単にできることとしては、女性のニーズを知り、それを満たす、というモノがあります。
男性はやっているようで実は、自分のニーズがマッチしたと思う相手に、自分のやりたいことをやっていることが多いです(故に女性は男性本位のエッチが多い、エッチってそういうもの、といういうことが多いのです)。
やりとりでは相手を不快にさせることなく、相手がセックスで好きなこと、”セックスのニーズ”を聞き出し、セックスでそれを満たすことが重要です。
安心して会えそう(セックス出来そう)
”安心して会える”ということも重要です。不安があるとそもそも会わないというのもありますが、不安を持ちながらも好奇心や欲求が勝り、会う、という女性も居ます。
ただ、不安を持ったままセックスが始まると、女性はセックスに集中することが出来ず、気持ちよくなれる度合いも半減してしまいます。
ので、この不安を無くす、ということもとても重要です。
上記2つの要素を入れながら、その他の要素も入れつつやりとりすることにより出会い系での出会える確率は上がりますので、出会いに興味がある方は以下を参考にしてみてください。
セックスに集中出来る環境を|”広義の前戯”に関わるその他の重要なこと
女性が緊張、不安を出来るだけしない状況を作る
メッセージのやりとりで、一定の安心感や信頼できそう、という印象は与えているといえども、当日会って、しかもこれからセックスするぞ、っとなるとやはり緊張しますし、不安も出てきます。
緊張しっぱなし、ずっと不安、のままセックスを始めてしまうと、そのままの状態が続き、ずっとセックスを楽しめないのはもちろん、気持ちよくなれないまま終わってしまいます。
が、男性はそんなことかまわず、1人でセックスを楽しみ、気持ちよくなり、射精する、という感じだと思います。
ので、当日出会う前に緊張や不安を出来るだけ取り除いておくのはもちろん、出会ってからもスグにセックス、とせずに、緊張や不安を取り除くように丁寧なコミュニケーションが重要だと思っています。
ちなみに”セックスする前にお酒を飲みたい”という女性には、「テンション上げたい」という理由の他、この「緊張感や不安を取り除きたい」という理由でお酒を飲む、という女性も割と居ます。
女性が恥ずかしがらない環境を作る
セックスの時に感じている(崩れている)顔や自分の裸を見られるのが恥ずかしいから見られたくない、という女性は結構います。
胸が小さい女性の中には、そのことにかなり強いコンプレックスを持っている女性もいます。男性が思う以上に、です。そういう女性はやっぱり、男性に見られたくない、と強く思っています。
そういう女性とのセックスの場合は、”電気を消した(照明を暗くした)”状態でのセックスが集中出来るのでオススメです。男性は身体を見て興奮したいので、電気をつけておきたい、という人が多いと思いますが、相手が気持ちよくなってくれるように、電気を消して(照明を落として)のセックスをオススメしたいと思います。
電気を消す以外に、セックス(挿入編)の記事を書く時にも触れようと思いますが、女性が顔(、胸など)を見られないバック系の体位もオススメです。
また「声を出すのが恥ずかしい」という女性もいます。感じている顔を見られたくない、とも関係しますが、そういう女性に対しては、男性が「声が上がっていると興奮する」、「感じて崩れている顔を見るのは好き、興奮する、それも可愛い」など言っておくと相手も安心するし、心を開きやすくなります。
もちろんそれだけではまだ恥ずかしい、という女性はいますが、だんだんと慣れてきて、自分を解放してくる女性もいます。
そうなってくると女性の中には、次に「自分が乱れている」という事を認識して、更に興奮したりもします(セックスの時に声を上げる演技をする理由の1つに、自分を興奮させる、というものがありますが、それと同じですね)。